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5. トランペットアンサンブル

▼トランペットアンサンブルの基本
トランペットのアンサンブルを演奏するうえで、まずいちばん気になるのは耐久力の問題です。トランペットはマウスピースが小さく、浅く、金管楽器でいちばん高い音域を受け持つため、当然バテやすくなります。今ここで、もう一度トランペットの基礎的な奏法を考え直してみましょう。
トランペットは、実際吹いてみるとすぐに音の出る人と、いつまでたっても出にくい人がいます。また、初めて楽器をもつ人は、あたかも火を起こすときのように頬をふくらませ、真っ赤な顔をして力まかせに吹こうとします。唇にマウスピースがくい込むほど押し付けていると、震動するべき場所に圧力をかけるわけですから、当然音は出にくくなります。トランペットの音の出にくいという伝説は、この変から生まれているのでしょう。正しい奏法はこの逆をやればいいのです。
・ 体の力を抜く。
・ 楽にマウスピースを当てる。
・ 呼吸は深くなめらかに。
・ 体、特に上半身に力が入っていると肩や首、喉が締まってしまい、通りの悪い詰まった音色になります。歌うときと同様に、口のなかや喉、そのほか体のなかの空間に音を響かせるために、体のなかをいつも広くとっていれば、柔らかく豊かな音色が得られます。そして体の重心を下に意識することで姿勢が安定し、安定した音を出すことができるようになります。
・ 初心者というのは、少しの時間を吹くだけでも、すぐに頬の筋肉が笑いすぎたときのようなだるさを感じます。今まであまり使われていない筋肉を使うのだから当然なことですが、少し音を出すことになれてくると、今度は唇の中央、特にマウスピースの当たっている部分が疲れ、これを「バテ」といいます。トランペットを吹く上で大切なことは、唇の細かいことにこだわるよりも、顔全体、または体全体の大きな単位で考えるべきです。
・ 一般的に腹式呼吸という言葉が流行し、楽器を吹く人は、必ず一度はこのことで悩みます。本来、人間が生きるために呼吸をし、吹くために空気を吸えばいいことです。学問的に難しく考えるからややこしくなるだけで、単純なものです。皆さんが「あくび」をするとき、ゆったり、たっぷり呼吸をしています。これで腹式呼吸の説明は十分です。このあくびの状態というのは、体の力は抜け、口のなかから肺にかけて十分に広がり、息もたくさん肺に入ります。この状態が楽器を吹くのにいちばんよい状態なのです。

▼アタックとタンギング
アタックとは、音の出る瞬間のことで、発音の良さ、素早さが明確なアタックといえるでしょう。したがって、唇の真ん中に不必要な力が入っていたり、マウスピースを強く押し当てていたりすると、震動する部分を無理矢理止めていることで、良いアタックは生まれません。常に唇の中央を楽に柔らかく保つことが、良いアタックにつながる第一歩となります。次に舌つき(正確には舌ひき)ですが、「音をはっきり」というと舌つき(アタック)を強くし、無理矢理に、乱暴に音を出す人がいますが、これでは正しいアタックはできません。舌つきを強くすると唇が固くなり、反応が悪くなってしまい、早い、細かいタンギングはできなくなります。逆によいアタックができれば、そこから早い、細かい、タンギングができていくようになるのです。

▼3.レパートリー  ○作曲者/編曲者
・曲名 編成
~三重奏~
○ヴォルコフ
・3本のTp.のための「4つの小品」

3本のトランペットのための組曲     トマジ      ALPHONSE
SUITE for Trios Trompettes     H.Tomasi       LEDEC

~四重奏~
ラプソディ               平吉毅州
RHAPSPDY for 4 Trumpets T.Hirayoshi

~五重奏~
5本のトランペットのための組曲     プレスティ
SUITE for Five Trumpets        L.L.Presti

4つの小品               ヴォルコフ
FOUR PIECES              K.Wolkow

ペッツォ・フェスティーヴォ 作品95b クロール
PEZZO FESTIVO, Op.95b         B.Krol

▼配置について
トランペットは、あらゆる楽器のなかで最も指向性のある楽器です。ですから演奏会などでのパートの配置は特に気をつけなくてはなりません。トランペットは音が直線的に聞こえてくるので、真正面を向くことは避けましょう。大体正面に対して45°くらいの角度を向いて演奏したほうがよいでしょう。さらにpの時にはより内側に、fの時や最後のフィナーレのときには正面を向くなど工夫をします。そしていちばん肝心なことは、演奏がしやすいこと、つまりメンバー全員がお互いに合図を出し、確認できることがよいアンサンブルにつながります。

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