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譜読み勉強会

楽譜がうまく読めない「このメロディーはこんな楽譜だったのか」が大切

楽譜にあまり縁のない部活から吹奏楽部へ入る高校生(初心者)や、音楽の経験の浅い生徒が中学から吹奏楽を始めるのは珍しいことではありませんね。その生徒たちの一番の心配は「楽譜が読めない」と思いこんでいることです。初めはみんな読めないのは当たり前でしたよね。早くその重圧から解放してあげましょう。

楽器で音を出す導入の段階が終わると、いよいよ音符にかかれている音をだす訳ですが、そこで、いきなり「コンクールの曲」となるまえに、ちょっと気持ちにゆとりを持って(一人でも早く合奏に入れたい事情があっても)音符を読む練習をしてください。無理をさせると結局音楽嫌いや苦手意識を植え付け、後々苦労します。紹介する方法はいたって簡単です。

まず学校にある(習っている)音楽の教科書や曲集の好きな曲を選んで吹いて(演奏して)みましょう。日本のメロディー、歌曲、ポピュラーな曲・・いずれも無理のない音域で旋律のかかれている曲ですし何より知っているメロディーなのですぐに演奏できます。

そうか!このメロディーはこんな楽譜だったんだ」と思えることが大事なのです。
2部合唱の曲ならデュエットも練習できるし、授業の時とはまた違った楽しさや発見があります。これは抵抗なく楽譜を読む練習にもってこいです。旋律のうごき(リズムも含めた)と音符が一致すれば楽譜を読む第一ステップ(ステージ?)はクリアです。男声のパートはヘ音記号の楽器のために用意されているようなものです。是非試してください。

ある程度の経験者なら、このような曲をどんどん演奏すれば初見の練習になりますし、先輩は、指導するとき一緒に吹いてあげるとお互いのプラスになりますね。

初見に強くなるには

一口に初見と言っても、一発で楽譜を視奏できる訓練をしているバンドは少ないと思うので、おそらく初見で演奏するときは楽譜を見る時間が若干あると思います。その短い時間にどれくらいの情報を楽譜から読みとれるかが「初見に強いか苦手か」の差です。楽譜を初めてみるときには、次のようなことをいつも意識するような習慣があると良いです。
当たり前ですが、タイトルと作曲者(案外、曲のスタイルやイメージが
 つかみやすい場合もある)
・全体を見る楽譜の物理的長さと技術的難易度→音域を見る程度)
・拍子と調号(途中で変化するところは素早くチェック)
・速度(  〃   )が確認できたら演奏します。
音符だけでなく、ゆっくりのときは、できすだけ強弱やアーティキュレーションも見るように習慣づけます。

テクニックが難しそうでも速度が遅ければ演奏しやすいですよね。そして、演奏するときは、音を出している小節の先(慣れてくれば1小節でも2小節でも先を読めるようになります)を見ながら、間違えてもどんどん演奏していきます。(間違えてもさきを演奏できる気合いが大切?)

この意識の持ち方で譜読みは早くなってきます。特に合奏の時は安易に止まらない(やめない)ことです。休みは指を折って(数えるときの指折り順は決めておくように!?)しっかり数えましょう。人前で初見で演奏する事はないと思うので、ミスは気にせず、どんどん読むようにしましょう。要は慣れの問題です。

移調がすぐにできない

最近編成の小さいバンドもかなり増えているので、他の人のパートを違う楽器で演奏するケースはよくでてきます。すぐ移調して読みかえることができれば随分助かりますよね。上で紹介した方法を応用して、今度は移調の練習です。このとき練習する曲も普段から行事や授業で歌っている曲が良いです。

Cの楽器とB♭の楽器のひとで一つの旋律を吹いてみます。

最初はB♭の人がCに読み替えます。

旋律を知っていると本能的に音を探すのでソルフェージュのトレーニングにもなります。

Cの人が出している音を頼りに「ああ1音上を吹くと良いんだ」となります。
調号も2つ♭をとる、♯を二つつける等の理屈も感覚的に把握できます。
これも回数で慣れるのが一番の早道です。

次はB♭の人がそのまま吹いて、Cの人が下げて読みます。
低音セクションの人もト音譜表を吹く練習を知っている曲でやってみま
しょう。とても良い練習になります。特に合奏で普段、旋律を吹く機会
が少ない楽器の人は是非たくさんやりましょう。

この練習は、セクションでもできます。みんなの良く知っている混声3部
や4部合唱の曲を用意してください。

例えばサクソフォーンならそのままの声部をやってみます。旋律を知って
いるので、「ここをドに読むんだ」とかバリトンサクソフォーンはへ音の譜
表は「そのままト音で読んで調号を替えるだけだ」とすぐ気づきます。

伴奏を付ければ素敵なアンサンブルのミニコンサートの完成です。
金管組み合わせでも同様です。どこをドにして読むかがわかればそんなに難しくはないです。ホルンの生徒の読み替えの芸達者はたの楽器の人も見習いましょう。まず慣れることです。基本は自分の楽器が「移調楽器だ」と言うことと楽譜上の音は実音で何の音が出るかを理解することが大切です。

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